2014年式のアウディA4 Avantに乗り換えて、しばらくして気が付いたのが、シフトレバーのところにある「D/S」の文字。
D/SのSは、アウディに搭載されているスポーツモードのことでした。
マニュアルにはちゃんと記載があったのですが、何気なく乗っているだけでは気が付かないもの。
ここでは、アウディに搭載されているスポーツモードについて説明してたいと思います。
アウディのシフトレバーにあるD/Sってなんだろう
D/SのSはスポーツモードのSだった
写真は、2014年式アウディA4 Avant(B8.5)になります。
シフトレバーのところにある「D/S」の文字を見つけて、調べてみるとスポーツモードとのこと。
最近では、ある程度の価格帯の車に搭載されている、運転モードを変更するための機能でした。
スバルのレガシィなどにもSI-DRIVEといって、エンジンの特性を変化させることで、車の乗り味を変える仕組みがありました。
それと同じで、スポーツモードに切り替えることで、アウディをよりスポーティに走らせることが可能となります。
スポーツモードへの変更方法と効果
スポーツモードへの変更方法ですが、操作方法は簡単でシフトレバーを「D/S」の位置から手前に引くだけです。
シフトレバーのわきにモードが記載されていますが、たしかにD/Sの下に▽が表示されています。
シフトレバーを手前に引くことで、メータのディスプレイに表示されているDの文字がSに変わります。
通常時ドライブもモード時のディスプレイ表示
スポーツモード時のディスプレイ表示
上の写真だとSの横に数字が表示されていますが、スポーツモードに切り替えると、現在のシフトの段数が表示されるようになります。
スポーツモードの効果としては、マニュアルの記載を引用しますが、「この設定ではエンジン出力をフルに活用できます。シフトアップがD位置より遅くなります。」とのこと。
実際、時速60km/hくらいで走行中にスポーツモードに変更してみたのですが、ドライブモードでは1000回転、スポーツモードでは2000回転と、回転数読みでは1000回転程度高く維持されている感じです。
そのため加速もしやすく、高速道路などで追い越しをする際に利用すると安全に追い越しができるかと思います。
あとは、山道を登る際にもスポーツモードにすることで、もたつきなく上ることが可能です。
スポーツモードからドライブモードに戻す際は、同じようにシフトレバーを手前に引けばもとに戻ります。
まとめ
新しい車に乗り換えると、知らない機能がいろいろあって、その都度感動するものです。
今回のスポーツモードも切り替えてみて、加速の違いをはっきり感じることができました。
ただし、やたらと使うと燃費が悪くなるので、ちょっときびきびと走りたいときなどに使うと良いかもしれません。