そば好きの方の中には、自分でそばを打ってみたいと思う方も結構いるかと思います。
最近は、レシピ動画などがたくさんあるため、見よう見まねで出来てしまうような気がしますが、そば打ちはそんな簡単には上手くいきません。
美味しいそばを打ちたいなら、 必ずそば打ち体験でコツを教わってから、自分でそばを打つべきです。
この記事では、そば打ち初心者は、そば打ち体験から始めるべき理由を紹介していきます。
一度打ち立てのそばを食べてしまうと、そこらへんで食べるそばとは比べ物にならない美味しさに、ハマること間違いなしですよ。
そば打ち始めるなら必ず体験から始めるべき理由
どうなれば正解かわからない
初めてそば打ちを行う方が、動画を見ながらそば打ちを行っても、ほんとに美味しいそばは打てないと思います。
それは、そば打ちの工程を行っている際に、 どうなったら次の工程に移って良いかがわからないいということ。
粉の混ぜ方から始めて、加水の具合、生地の練り具合、打ち粉の具合など一度正しい経験をしないと、どう言う状態になれば良いのか正解がわからず、失敗してしまいます。
レシピどおりの水加減では失敗する
そばの味を左右するのが「水回し」と言って、そば粉に水を混ぜながら練上げていく工程です。
ここで一番難しいのが 水の量の加減。
4人前程度の二八そばを打つ場合の、各材料の分量は以下のとおりとなります。
- そば粉:400g
- 小麦粉:100g
- 水:250cc
初めてそばを打つ場合、 分量どおりの水をすべて使ってしまうことが問題となります。
そば打ちは、そば粉や気温、湿度により、加える水の量を変える必要があるのですが、分量にあるからといって、すべての水を加えてしまうと、べっとりとした生地になってしまうことがあります。
こうなると、その後の工程で生地がくっつき、作業がしずらく美味しいそばを打つことができません。
また、水が均等に行き渡らない状態でねってしまうと、茹でたときにぶつぶつと切れるそばになってしまいます。
生地の伸ばし方が難しい
なんとなく生地を練り上げることができたとして、次に立ちはだかる壁が「延し」と呼ばれる工程です。
丸めた生地を、正方形に伸ばしていく作業なのですが、始めのうちはまったく上手くいきません。
綿棒の使い方や生地の伸ばし方も、動画だけでは正しい具合がわからず、いたずらに時間だけ経ち、 そばの味を落としてしまうことになります。
まとめ
私もそばを打ちたいと思い、いきなり道具を買ってしまおうかと思いましたが、そば打ちのコツがわからないため、そば打ち体験に行きました。
最初の1回ではうる覚えだった工程も、2回そば打ち体験に通うことで、それなりのそばを打つことができるようになりました。
美味しいそばを打ちたいと思うなら、コツを理解するためにも、 最初はそば打ち体験に行って、正しい打ち方をマスターするのがおすすめです。
打ち立てのそばは、ほんとに美味しいですよ!