大学生におすすめのノートパソコンは紹介するサイトはたくさんあれど、当たり前のように10万円以上、15万円近いノートパソコンを平気で進める記事ばかり。
そのノートパソコンを使うのは、大学に入学した皆さんですが、購入するのは誰でしょうか。
大学に入学するにあたり、たくさんのお金を用意してくれた両親でしょうか、それもともこの記事を見てくれている大学生の皆さんでしょうか。
どちらにしても、15万円という金額はとても大変な金額だと思います。
確かに大は小を兼ねるとの言葉通り、スペックが高ければ大学で行う大抵の事はできると思います。
でも、そのスペックが本当に必要かと言えば、そうではありません。
この記事では、大学に入学したばかりの学生が、困らない程度のスペックを持った5万円台のノートパソコンを紹介しています。
この記事を見てから、買うべきノートパソコンを決めても遅くはないですよ。
大学生が最初に買うべきノートパソコンは5万円程度が最適な理由
大学生活はお金がかかる
大学に入ったからゴールでなく、これからがまた新しいスタートなります。
大学生は、洋服も必要になるし、持ち物だって新しく買いたいもの。
さらに、サークルに入ったりすれば、サークル活動にそれなりにお金がかかります。
アルバイトが自由にできるようになるとは言え、そんなにたくさんのお金を稼ぐことは難しいのが現実。
そんな中で、15万円近くもするノートパソコンは、簡単に買えないのが実情だと思います。
レポート程度ならハイスペックなノートパソコンはいらない
大学でノートパソコンが必要になる主な理由は、レポートを書くために使うことがほとんどです。
良くCPUはIntel Core i5やCore i7は必須、と進めている記事がありますが、正直レポートを書くだけなら、Core i5でも必要十分過ぎる性能を持っています。
※CPUは数字が大きければ、処理能力が高くなります。
ちなみに、この記事を書いている私のノートパソコンのスペックは、
- CPU:Intel Core i3
- メモリー:4GB
- ハードディスク:512GB(SSD)
しかも、すでに7年近くも経った古いノートパソコンです。
最近は、経年劣化で処理が遅くなることもありますが、文書を書くにはまったくもって問題ありません。
このスペックで、ネットの閲覧やYouTubeも問題なく見ることができます。
高いノートパソコンは、性能が良いため処理速度が速いのは確かです。
さらに、画面のサイズが小さかったり、デザインもかっこ良かったりしますが、それで良いレポートが書けるわけではありません。
4年間同じノートパソコンが使えるとは限らない
良くある説明に、4年間使のだから、これくらいのスペックは必要とかありますが、正直4年間使える保証なんてどこにもありません。
学校に持ち運ぶということは、ぶつけたり、落としたりして、ノートパソコンを破損してしまうこともあります。
また、外出先で紛失したり、盗難に会う可能性も否定できません。
スペックが高いノートパソコンは、それだけで目立ちますので、盗難の可能性が上がってくるので注意が必要ですよ。
さらに、機械である以上、外れを引けば4年間持たない場合もあります。
壊れても、保証を延長しておけば大丈夫なんて平気で書いてある記事もありますが、通常1年保証で残り3年分の保証を追加すると、それだけで2、3万円かかります。
そのため、4年間使うからと、高いノートパソコンを買うのは、正直おすすめしません。
大学生に最適なノートパソコンの選び方
大学生に最適なノートパソコンのスペックはこれ
では、大学で使う上で最適なノートパソコンのスペックを紹介します。
- 画面サイズ:14インチ
- CPU:Intel Core i3
- メモリー:4GB
- ハードディスク種類:SSD
- ハードディスク容量:256GB
最低でもこのスペックを満たしていれば、大学生活で必要な課題をこなすことが可能となります。
もちろんこれよりスペックが高ければ、快適に作業をすることができますが、その分価格も高くなります。
各スペックについて、簡単に解説していきます。
画面サイズについて
画面サイズが小さければ、それだけノートパソコン全体の大きさも小さくなります。
画面が小さくなれば、その分ノートパソコンの重量も軽くなりますが、軽く小さい部品を使っているため、価格が高くなります。
人気があるのは、13.3インチのノートパソコンですが、13.3インチになると劇的に価格が高くなります。
そのため、持ち運びにギリギリのサイズですが、14インチのノートパソコンをおすすめしています。
13.3インチと14インチの重さの差は、500mlのペットボトル1本分くらいです。
CPUについて
CPUは、様々な処理を行ってくれるもので、性能が良いほど早く処理をこなしてくれます。
Intelというメーカーでは、Core i3からCore i9まで奇数の番号でグレードを表していて、Core i9が一番性能が良いCPUとなっています。
Core i7やCore i9は、ゲーミングPCなどで使われており、高度な処理を行うプログラムを実行するために使われます。
大学でレポートを書くだけならば、Core i3が搭載されたノートパソコンで十分なのです。
メモリーについて
メモリーは、プログラムを実行する際に使われるもので、CPUの補助をしてくれるパーツです。
メモリーの容量が多い方が、プログラムを早く処理することができます。
4GBあれば問題ありませんが、CPUと違ってメモリーは価格が安いため、余裕があれば8GBのノートパソコンを選択するのも良いと思います。
ハードディスクについて
最後にハードディスクについてです。
ハードディスクは、情報を保存しておくところで、現在、種類はHDDとSSDの2つの種類があります。
違いを説明すると長くなるので割愛しますが、大きな違いは情報にアクセスするスピードです。
一番違いが判るのは、パソコンの起動速度ですが、HDDだと3分程度かかるところが、SSDだと1分かからずに起動できます。
そのため、ハードディスクの種類はSSDを選択するのがおすすめです。
また、容量については、256GBとしていますが、写真や動画のデータをたくさん保存した場合は、一杯になる可能性もあります。
その際は外付けハードディスクなどを使って保存すれば問題ありません。
大学生に最適な5万円台のノートパソコンを紹介
それでは、5万円台で購入できるおすすめのノートパソコンを3つ紹介していきます。
ノートパソコンを買う上でのおすすめスペックで、CPUはIntel Core i3で問題ないと紹介していますが、その上のCore i5でも5万円台で買えるものがありましたので、紹介したいと思います。
Lenovo IdeaPad S540
まず最初に紹介するのは、5万円台とは思えないスペックのノートパソコンLenovo IdeaPad S540です。
なんと、5万円台でCPUにIntel Core i5を搭載しているモデルで、かなり快適に使うことができる1台です。
本体重量も1.5kgととても軽く、さらに連続使用時間も約14時間と申し分ないスペックです。
その他スペックはこんな感じです。
OS | Windows 10 Home 64bit (日本語版) |
CPU | インテル Core i5-10210U プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ハードディスク | SSD 256GB |
使用時間 | 約 14.0時間 |
本体寸法 | 約 323x227x15.9mm |
本体重量 | 約 1.5kg |
指紋認証機能もちゃんとついているので、ロック画面の解除も楽々です。
また、カメラにはプライバシーシャッターが搭載されているので、覗き見を防止してプライバシーを守ってくれます。
さらに、1時間で80%まで急速充電できるので、急いでいるときも安心です。
価格はぎりぎり5万円台ですが、かなりおすすめの1台になります。
詳細はこちらから:Lenovo IdeaPad S540
Lenovo IdeaPad S340
次に紹介するのは、IdeaPad S540に負けず劣らずのスペック高めのLenovo IdeaPad S340です。
IdeaPad S540に、CPUにIntel Core i5を搭載しているモデルで、こちらも快適に使うことができる1台です。
本体重量も1.55kgととても軽く、さらに連続使用時間も約14.3時間と申し分ないスペックです。
その他スペックはこんな感じです。
OS | Windows 10 Home 64bit (日本語版) |
CPU | インテル® Core™ i5-8265U プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ハードディスク | SSD 256GB |
使用時間 | 約 14.3時間 |
本体寸法 | 約 322.7×230.5×17.9mm |
本体重量 | 約 1.55kg |
カメラにはプライバシーシャッターが搭載されているので、覗き見を防止してプライバシーを守ってくれます。
指紋認証機能が付いていなかったり、画面がIPS液晶でないなど、IdeaPad S540に劣る部分もありますが、快適に使えるスペックの1台です。
詳細はこちらから:Lenovo IdeaPad S340
Lenovo ThinkBook 14
次に紹介するのは、Lenovo ThinkBook 14です。
CPUにIntel Core i3を搭載しているモデルですが、普段使いには全く問題ないスペックの1台です。
本体重量も1.5kgととても軽いのですが、連続使用時間も約8.9時間と若干気になりまが、外での作業時間を考えれば、問題ないレベルです。
その他スペックはこんな感じです。
OS | Windows 10 Home 64bit (日本語版) |
CPU | ンテル® Core™ i3-10110U プロセッサー |
メモリ | 8GB |
ハードディスク | SSD 256GB |
使用時間 | 約 8.9時間 |
本体寸法 | 約 326×229.8×17.9mm |
本体重量 | 約 1.55kg |
カメラにはプライバシーシャッターが搭載されているので、覗き見を防止してプライバシーを守ってくれます。
指紋認証機能もちゃんとついているので、ロック画面の解除も楽々です。
また、Bluetoothが最新のv5.0に対応しているので、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながらの作業も快適です。
詳細はこちらから:Lenovo ThinkBook 14
大学生が最初に買うべきノートパソコンまとめ
ここまで、大学に入って最初に買うべきノートパソコンについて紹介してきました。
他のサイトのように、高いノートパソコンを紹介するのは簡単です。
でも、それでは実際に使う大学生のことを考えた提案ではないと思います。
大学に入ったら、たくさんのお金がかかります。
そんな中で、ノートパソコンの購入に充てられる金額は限られているはずです。
高いものは良いものだという考えは間違いありませんが、本当に必要なものが何か、しっかりと考えてもらえればと思います。
それでも、Macが欲しいとか、画面が小さくて軽いパソコンが欲しいというのであれば、それで問題ないです。
皆さんに最適な1台が見つかればと思います。