中古で購入したアウディのA4 Avantですが、初めて輸入車に乗ることもあり、いろいろと勝手がわからないことがあります。
今回はその中でも、ワイパーを立てる方法についてです。
実は、アウディは通常のポジションのままだとワイパーが立てられない構造となっています。
調べるとワイパーを立てる方法が2通りあったので、やり方を紹介していきます。
アウディのワイパーは立てられない?
まずは、アウディのワイパー可動部付近の写真を見てください。
見てもらえばわかるとおり、アウディの場合、ボンネットがフロントガラス側に張り出しているため、ワイパーの根元の稼働部分が見えなくなっています。
次の写真は、ワイパーを手で持ち上げたものです。
ボンネットに干渉して、ほとんどワイパーが立てられないことがわかるかと思います。
このままでは、冬場や雪が降る場所でワイパーを立てることができないので、アウディでワイパーを立てる方法を紹介していきます。
ちなみに、ワイパーのゴムを交換するときも、同じ操作を行うことになります。
アウディのワイパーの立て方2通りを解説
MMIを使ってワイパーを立てる
まずは、アウディに搭載されているMMI(Multi Media Interface)システムを使ったワイパーの立て方です。
まずは、コントローラーを操作して、MMIのメニュー画面を表示させます。
メニュー画面が表示されたら、表示されている項目の中から「Car」を選択します。
するとCarメニューが表示されるので、表示されている項目の中から「整備点検」を選択します。
次に整備点検メニューが表示されるので、表示されている項目の中から「ワイパー交換位置」を選択します。
すると、「オン」「オフ」が選べる状態となるので、「オン」を選択します。
オンを選択すると、写真のようにワイパーが立ち上がった状態になります。
この状態になるとワイパーを立てることができるようになります。
ワイパースイッチを使ってワイパーを立てる
次は、ワイパースイッチ使ってワイパーを立てる方法です。
手順は以下のとおり。
- エンジンを切る。
- 10秒以内にワイパースイッチを下に引く。
これだけです。
エンジンをかけた状態で、ワイパースイッチを下に引くと、ワイパーが一度だけ動く動作をしますが、エンジンを切った直後だと、ワイパーが立った状態でとまる仕組みとなっています。
MMIを使ったやり方より、ワイパースイッチを使ったやり方の方が手数も少なくスムーズなので、ワイパースイッチを使ったやり方をおすすめします。
エンジンをかけたままや、アクセサリー電源を入れた状態でワイパーを立てる状況ってほとんどないですものね。
実際にワイパーを立てたところ
それでは、実際にワイパーを立てたところです。
ワイパー自体が長いので、ワイパーを立てると結構な迫力です。
ここまで、アウディのワイパーの立て方について紹介してきました。
アウディは値段が高いだけって、いろいろなギミックが搭載されているので、初めて知ると感動したりします。
そのほかにも、面白いギミックがあれば紹介したいと思います。