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耳をふさがないイヤホンなら「聴く」と「聞く」が両立できる

耳をふさぐことの弊害

イヤホンは、一般的には耳の穴をふさぐことで、良い音を楽しむことが可能となっています。好きな音楽に没入するためには必要な構造だと思います。

でも、耳をふさぐことで問題もあります。たとえば、長時間イヤホンを使っていると耳の穴が蒸れたりしますが、この状態を続けていると耳の中にカビが繁殖し、最悪難聴になることもあります。

また、ランニングしながらイヤホンで音楽を聞く人も多いと思いますが、車の音が聞こえずに事故にあったりなど、弊害も起こっています。

さらに、周りの音が聞こえないため、話しかけられたことがわからず、相手を無視してしまったり、たとえ、話しかけられたことがわかっても、聞き取れずにイヤホンを外して聞き返す、といった煩わしさがあります。

コンビニのレジなどでも、会計の際にわざわざイヤホンを外すのも面倒と言って、コンビニのレジでイヤホンを外さず、何も言わずに会計を済ます人もいるようですが、これは非常識な人間に見られてしまいます。

最近、音楽を聴きながら仕事ができる会社も出てきたりしています。また、スマホ経由で音楽が簡単に聞けるため、いつでも音楽を聞ける状態にあります。

ただ、会社のオフィスや家などでは、何かあれば話しかけてくる人がいるはずです。その際、前述のようにイヤホンを外して聞き直すのは、面倒だし相手にも悪いですよね。

耳をふさがないイヤホンが新しい

会社のオフィスや家の居間など人が集まる場所で、音楽を聴きながら外の音も聞くことができる、そんなコンセプトのイヤホンがでてきました。耳をふさがないイヤホンの特徴はBGMのように音楽を聴くことができることです。

イヤホンであれば、がっつりと耳の中が音楽で満たされますが、耳をふさがないイヤホンの場合、カフェやレストランにいるようにふんわりと音楽に包まれる感じの聞こえ方となります。

もちろん、耳をふさいでいないため、外の音もしっかり聞こえるので、話しかけられても問題なく聞き取ることができます。

ただ、騒音が大きい場所、たとえば電車の中などでは、若干聞きずらい場所もあります。また、静かな場所だと、聞いている音量によっては、若干の音漏れが気になる場合もあるようです。

とは言え、プライベート空間以外でも、気兼ねなく音楽が聴ける環境を手に入れられるのは、とてもありがたいことだと思います。そんな耳をふさがないイヤホンを2つほど紹介したいと思います。

ambie wireless earcuffs

まずは、ambieのwireless earcuffsを紹介します。写真の様に首にかけるタイプのワイヤレスイヤホンです。ambie wireless earcuffsは、名前のとおり耳を挟み込むタイプのイヤーピースとなっています。

ambie wireless earcuffsのコンセプトは、耳をふさがないことで、音楽を聴きながらでも、大事な音や声を聞き逃さない。

イヤーピースをカフスタイプにすることにより、耳をふさがず音楽を流し込む構造となっています。これにより、音楽を聴きながらも周囲の音を聞き逃すことがありません。

そのため、1日中イヤホンを付けたままで、生活することもできます。従来の「取り出す、つける、外す、しまう」という動作から、解放してくれるイヤホンです。

android やiOSに対応したマイクもついているため、スマホとペアリングして使っている際も、着信時は再歳暮t難を1回押すだけで、着信応答が可能です。

カラバリは6種類。ポップな色が展開されています。

ambie wireless earcuffsは、一度の充電で最大6時間音楽を再生することができます。

ペアリング済みの機器との通信距離は、最大10mとなっているため、スマホを充電したまま、部屋の中の様々な場所で音楽を聴くこともできます。

価格は12,000円(税抜き)となっていて、比較的求めやすい価格です。

他にはない斬新なアイデアがとてもたまりません。首掛けスタイルがスタイリッシュでいいですよね。

Xperia Ear Duo

次は、Xperia Ear Duoの紹介です。こちらも耳をふさがないタイプのイヤホンですが、左右独立型ワイヤレスイヤホンとなっています。

前述のambie wireless earcuffsは、耳を挟み込むタイプでしたが、このXperia Ear Duoは、中央に穴が開いたイヤーピースを耳に差し込み、本体はぶら下がる形で装着します。

Xperia Ear Duoも、耳をふさぐことなく、周囲の音と再生している音楽がブレンドされるリスニングスタイルを楽しむためのイヤホンです。完全ケーブルレスなため、コードの煩わしさから解放されます。

Xperia Ear Duoには、充電機能を搭載した専用ケースが用意されていて、通常では、最大4時間再生可能ですが、専用ケースを使えば、7分の充電で1時間の再生が可能となります。

歩行中や電車内などのスマートフォンの確認が難しいシーンでも、ヘッドジャスチャーで着信に対応できたり、音声を使ってLINEを送信できたりします。

デイリーアシスト機能も備わっていて、例えば、朝の通勤中に、天気やその日のひとこと、最新のニュースなどを読み上げる。また、オフィス到着時には、次のスケジュールを読み上げてくれたりします。

さらに、メッセージ受信時には、返信も音声で返すことも可能です。

最大5人でグループチャットができる 「Anytime Talk」なども搭載されており、トランシーバーのような役割にも対応しています。価格は29,880円(税抜き)となっています。

ソニーの高音質ながら、音楽だけでなく周囲の音も逃さず聞き取ることができるので、ハイスペックを望むならこちらもおすすめです。

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