パソコンでゲームを始めるのに、ゲーミングPCが必要だと言うけれど、普通のパソコンと何が違うのかパソコン初心者にはわからないですよね。
この記事では、ゲーミングPCの特徴と普通のパソコンと何が違うのかを解説しています。
ゲーミングPCと普通のパソコンの違いを知って、楽しいゲーミングライフを送ってくださいね。
ゲーミングPCと普通のパソコンの違いを解説
ゲーミングPCと普通のパソコンの大きな違い
まず最初に、パソコンはの仕組みについて簡単に説明したいと思います。
パソコンの代表的な構成は、
- CPU
- メモリー
- ハードディスク
- マザーボード
といったパーツから成り立っています。
CPUは、人間の頭脳にあたる部分で、さまざまな処理を担当してパソコンを動かしてくれパーツになります。
メモリーは記憶をつかさどるパーツで、データを保存して処理に必要な情報をCPUに渡す役割があります。
ただし、容量が小さいため、頻繁に使う情報や、処理に必要な情報をその都度入れ替えて保存しています。
ハードディスクもメモリーと同様で、情報を保存するためのパーツですが、ハードディスクは一度保存した情報は、半永久的に保存することができます。
最後は、マザーボードですが、人間の神経にあたる部分で、すべてのパーツを繋げる役割を持っています。
ここまでが、通常のパソコンの構成となります。
普通のパソコンの構成に加え、ゲーミングPCにはきれいな画像をスムーズに表示するために、グラフィックボードというものが搭載されています。
実は、普通のパソコンにも同じ機能はあるのですが、CPUやマザーボードの1つの機能としてあるだけで、画像を表示するための簡易的なものになります。
しかし、ゲームを画面に表示させてスムーズに動かくためには、たくさんの情報を処理して表示する必要があるため、グラフィック専用のパーツが必要になるのです。
このグラフィックボードが、ゲーミングPCと普通のパソコンとの大きな違いとなります。
そのため、パソコンでゲームを楽しむために、グラフィックボードが搭載されているパソコンのことをゲーミングPCと呼ぶのです。
ゲーミングPCの性能を生かすにはモニターも大事
ゲーミングPCでたくさんの情報を処理して作られた画像は、モニターを介して表示することになります。
ここで大事なことは、例えゲーミングPC側の処理読度が早くても、モニター側が対応していなければ、結局画像がカクカクしたものになってしまうという点です。
一般的なモニターは、文書を書いたり、ネットを見たりするために必要な性能しか持ち合わせていません。
そのため、グラフィックがきれいで細かい動作をするゲームを表示した場合、画像がカクカクしたり、突然相手が現れるなどのラグと呼ばれる現象が発生します。
実際、にラグが発生する要因はモニターだけではありませんが、モニターの性能はラグが発生する大きな原因となります。
FPS(First Person shooter)と呼ばれるシューティングゲームや格闘ゲームなどでは、ラグの発生が命取りとなるため、これらのゲームを楽しむためには、ゲーミングPCに適したモニターを選ぶ必要があります。
我が家でも息子がゲーミングPCを購入した際、金銭的な問題から最初は安めのモニターを購入たのですが、その後、あらためてゲーム用のモニターを購入した際に、あるゲームで1位を取れるようになったと言っていました。
それだけモニターの影響は大きいのです。
モニター選びにはfpsが大事
ゲーミングPC用のモニターを選ぶ際に大事な指数の1つ目がfpsになります。
fpsはframe per second の略で、1秒間に表示される画面の数となります。
ゲームの種類のFPSと記載は同じですが、こちらはモニターの性能を表すための用語になります。
現在は、fpsが144Hzといものが最大となりますので、144Hzがモニターを選ぶ一つの基準となります。
モニター選びには応答速度も大事
ゲーミングPC用のモニターを選ぶ際に大事な指数の2つ目が応答速度になります。
応答速度ですが、これは画面の色が切り替わる速さのことで、ms(ミリ秒)であらわされます。
そのため、応答速度は数値が小さいほど性能が良いモニターとなります。
ただし、一般的に応答速度の対象となるのが、黒→白→黒といった白黒間の切り替え速度を応答速度としている場合があります。
しかし、実際は白黒の切り替えはほとんどなく、色→色の切り替えがほとんどで、色→色の切り替えは、黒→白の切り替えより時間がかかるのが一般的です。
そのため、色→色の切り替え速度を表す言葉としてgray to gray(GtoG)があり、応答速度でもgray to gray(GtoG)の速度が速いものを選ぶことが大事となります。
ちなみに、現在はgray to gray(GtoG)で0.5msが一番応答速度が速いモニターとなります。
ただし、応答速度が0.5msだとモニターもだいぶ高価になりますので、最初は応答速度が1msであれば問題ありません。
ということで、ゲーミングPC用のモニターを選ぶ際は、fpsが144Hzで応答速度(gray to gray)が1msのモニターから選んでくださいね。
ゲーミングPCと普通のパソコンの違いまとめ
ここまでゲーミングPCと普通のパソコンの違いについて説明してきました。
パソコンでゲームを楽しむために特に大事なのは、グラフィックボードとモニターであることがわかっていもらえたかと思います。
ここで初めてゲーミングPCを買う方が注意したいのが、最初からハイスペックなマシーンを購入してしまうこと。
最初から30万円くらいするハイスペックマシーンを買っても、ゲームをやりこんで上達しなければ、宝の持ち腐れになりかねません。
デスクトップ型に限ってですが、ゲーミングPCはパーツを交換することで、後からでも性能をアップグレードすることができます。
そのため、性能が物足りなくなってからパーツを交換するのがおすすめです。
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