ハードのコンタクトレンズを使ってすでに20年あまり。ハードレンズなら鏡を使わずに入れることができます。
そんな私が、片方のレンズを無くしたのを期に、ソフトレンズを試してみたのですが、目が細い人にはソフトレンズがとても難しいことがわかりました。
なぜ目が細い人にソフトレンズが難しいか、ちょっと説明してみます。
目が細い人向けのコンタクトレンズについて
目が細い私のソフトレンズとの格闘結果
目が細い私がソフトレンズを使ってみようと思った理由
コンタクトレンズは歴20年あまり。ハードレンズであれば、洗浄を含めて両目で2分もあれば装着可能です。
もともとハードレンズにしたのは、目が細い上に、若干逆さまつげ気味であると言われ、ハードレンズを勧められたのがきっかけです。
※逆さまつげとは、通常目の外側に向けて生えているまつげの一部が、目の中心に向けて生えている状態。
それからずっとハードレンズを使っていたのですが、サッカーをやっていたため、砂ホコリなどが入ると尋常でない痛みがでるのを我慢して使ってきました。
コンタクトを無くした経緯も、ホコリが目に入った痛いので、外して洗っていた際に流してしまったのです。
最近は、通常時はメガネを着用し、スポーツのときだけコンタクトレンズを使うスタイルとしているので無いとこまります。
そのため、ハードレンズを紛失したのを機会に、ソフトレンズを使ってみようと思って眼科に行きました。
ソフトレンズとの格闘の始まり
眼科に行ったときから予感はあったのです。
これまで、ハードレンズは鏡も見ずに入れることができる私が、眼科で試しにソフトレンズを入れてみた際、なかなか入れることができなかったのです。
それでも、看護師さんにそのうち慣れると言われて、一月分のソフトレンズを購入して帰ってきました。
そして、ここからソフトレンズとの格闘が始まったのです。
自宅でソフトレンズを入れてみたたものの、まったく入らないのです。
どんなに指で目を大きく広げても、目のフチにコンタクトレンズがあたり、ひっくり返ってしまうのです。
ひっくり返るたびにもとに戻し、目に入れようとするとまたひっくり返る。
もうあきらめてしまおうかと言う思いが胸に込み上げつつも、ひたすらソフトレンズと格闘しました。
そんなことを続けて、なんとか両目にコンタクトレンズを入れ終わってみたら、なんと30分以上も経過していたのです・・・。
その後、格闘を続けてなんとか片目で5分くらい、両目で10分くらいまでに縮めることができましたが、急ぐときにはまったくお話になりません。
目が細い人にはハードレンズがおすすめの理由
私の経験から、目が細い人にはソフトではなく、ハードのコンタクトレンズがおすすめです。
なぜ、目が細い人にはハードレンズがおすすめかといえば、レンズの大きさの違いにあります。
ハードレンズの大きさは、黒目よりもやや小さいサイズが一般的です。
そして、ソフトレンズの大きさは、黒目より大きいサイズが一般的です。
このレンズサイズが、黒目より大きいか小さいかが目の細い人には大きな違いとなってきます。
どれくらいの目の細さがハードレンズ向けか
では、どれくらい目が細いとハードレンズ向けかと言えば、下の図のように、目の上下のまぶたを指で広げて、黒目がすべて見えるか見えないかが基準だと思います。
出典:Alcon
ハードレンズ、ソフトレンズともに、黒目に乗せるようにレンズを装着するため、特に黒目より大きなソフトレンズは、装着時点で黒目が全部見えていないと、装着がとても難しくなるのです。
そのため、指で目を広げて黒目が全部でない場合、ハードレンズの方が良い場合が多いと思います。
私も指で目を広げたときに、黒目が全部出ないくらいの目の細さなので、ソフトレンズの装着がとても難しい状況です。
それでもカラコンなどのソフトレンズを使い方に
目が細いけど、カラコンなどのソフトレンズを入れたいって方もいるかと思います。
目が細い方向けの個人的なコツですが、通常であれば黒目に乗せるようにコンタクトレンズを装着しますが、コンタクトレンズの上の方から先に、上瞼と目の間に滑り込ませ、その後コンタクトレンズの下の方を目に乗せます。
こうすることで、目が細くて黒目に乗せられない方も、慣れればなんとかソフトレンズを装着できるようになるかもしれません。
または、このコンタクトつけはずし器具を使うと、ソフトレンズが反り返ることが少なくなり、装着しやすくなるようです。