「ドコモのままで、月々の利用料金を安くするにはどうすればいいの?」って質問にお答えします。
ドコモなどの大手キャリアの月額利用料ってとても高いですよね。月8000円以上も当たり前。
テレビCMなどでは「イッキュッパ」などと、安く使えるイメージがありますが、それは あくまで最低限度の利用での話。
1980円で使うための適用条件が厳しく、普段使いに困らないデータ通信量を選択すると、あっという間に8000円オーバーになる設定になっています。
そこで、格安SIMに乗り換える勇気がないけれど、月額利用料を少しでも安くしたい方に、ドコモのSIMと格安SIMの2枚を、デュアルSIM端末で利用する方法を提案したいと思います。
これなら、格安SIMに完全に乗り換えるほどではないですが、月額利用料を安く抑えることが可能となります。
スマホの利用料を安くしたいと思っている方に、デュアルSIM端末で月額利用料を安くする方法を、料金例を使って説明したいと思います。
ドコモのままで利用料を安くするならデュアルSIM端末で解決
ドコモから格安SIMに乗り換えるのはちょっと不安って人に
スマホの月額利用料を安くするための一番の方法は、ドコモなどの大手キャリアから格安SIMに乗り換えることです。
私は、ドコモから格安SIMのIIJmioに乗り換えることで、 月額約4000円以上も安くすることができました。実際の利用明細はこちらの記事を参照してください。
「【スマホ代を安くしたい人必見】実際の格安SIMの利用明細を公開」
また、乗り換えた感想はこちらの記事にまとめています。
格安SIMの場合月額利用料がかなり安くなるのは事実ですが、○○○○○○@docomo.ne.jpなどのキャリアメールが使えなかったり、電話のかけ放題プランが最大10分までなど、デメリットがあるのも事実です。
それに、今まで使っていたサービスを変えるのは、手続きが面倒だったり、乗り換え自体に抵抗を覚える方も多いですよね。
そのため、格安SIMには乗り換えたくないけれど、もう少し月額利用料を安くしたい方には、 デュアルSIM対応端末での利用をおすすめしたいと思います。
そもそもデュアルSIMとは
出典:BIGLOBE モバイル
デュアルSIMを簡単に説明すると、 2つのsimを端末に挿して使うことができる端末のことです。
通常のスマホでは、SIMを入れる場所が1つしかありませんが、デュアルSIM対応端末には、SIMを入れる場所が2つ用意されています。
そのため、1台のスマホに2つの通信会社のSIMを差し込んで使うことができるのが、デュアルSIM対応端末になります。
デュアルSIM対応端末は、もともと海外旅行などでスマホを使う場合を想定したものです。
海外では、音声通話は日本のSIMを使って通話することが出来ますが、データ通信は、現地のデータ通信用SIMを差し替えないと使えないため、SIMを差し替える手間がかかりました。
しかし、デュアルSIM対応端末であれば、現地のデータ通信用SIMを追加で入れることで、 入れ替えの手間がなくなるのです。
デュアルSIMで利用料を安くするには
では、デュアルSIM対応端末を使って、どのようにすれば月額の利用料を安くできるのか。
それは、1台のスマホで、 音声通話はかけ放題プランのあるドコモなどの大手キャリアのSIMを利用、データ通信は格安SIMを利用する、という使い方です。
音声通話をドコモ、データ通信を格安SIMのIIJmioで契約した場合の例を説明します。
ドコモ契約分
- カケホーダイプラン:2700円
- spモード:300円
※キャリアメールが不要な方は、spモードの契約は必要ありません。
IIJmio契約分
- ライトスタートプラン(6GB):1520円
2つのプランを合計すると 月額4520円で利用することができます。
データ通信もドコモで契約した場合、ベーシックパック(5GB)が5000円かかるので、 合計8000円となります。
その差額を計算すると、 8000円-4520円=3480円となり、格安SIMほどではないですが、 月額利用料を安くすることができるのです。
おすすめのデュアルSIM端末
ここからは、おすすめのデュアルSIM対応端末を紹介していきます。
ASUS ZenFone 5シリーズ
まずは、ASUSのZenFone 5シリーズです。ZenFone 5、ハイスペックのZenFone 5Z、ミドルエンドのZenFone 5Qがラインナップされています。
ZenFone 5は、AIデュアルカメラシステムを採用していて、撮影者の好みの写真を覚える高度なAI機能により、いつでも自分の好みの写真を簡単に撮影することができます。
スペック
- CPU:Qualcomm Snapdragon 636 (オクタコアCPU / 1.8GHz)
- OS:Android 8.0
- ディスプレイ:6.2インチワイド Super IPS+液晶(Corning社Gorilla Glass 3) フルHD+ (2,246×1,080ドット)
- メモリ:RAM 6GB / ROM 64GB + microSDメモリカードリーダー(SDXC、SDHC対応 ※最大2TB)
- アウトカメラ:1200万画素(メインカメラ) / 800万画素 広角レンズ(2ndカメラ)
- インカメラ:800万画素
- バッテリー容量:3,300mAh
ASUS ZenFone 5の詳細は、ASUSの公式ホームページで。
HUAWEI P20
次に紹介するのは、HUAWEIのP20です。ドコモでは、ハイエンドモデルのP20 Proが発売されていますが、SIMフリーモデルとして展開しているのが、P20となります。カメラは、P20 Proのようにトリプルレンズ仕様ではありませんが、ライカのダブルレンズを採用しているため、きれいな写真がとれるのが特徴です。
スペック
- CPU:HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU (4×2.36GHz+4×1.8GHz)+i7 コプロセッサ
- OS:Android 8.1 Oreo / EMUI 8.1/対応機種:P20
- ディスプレイ:約5.8インチ FHD+(2,244×1,080ドット)/TFT
- メモリ:RAM 4GB / ROM 128GB
- メインカメラ(ダブルレンズ):約1200万画素RGB(カラー)センサー(開口F1.8)+約2000万画素モノクロセンサー(開口部F1.6) 像面位相差+コントラスト+レーザー+デプス AF
- インカメラ:約2400万画素(開口部 F2.0FF)
- バッテリー容量:3,400mAh (一体型)/急速充電対応
HUAWEIのP20の詳細は、HUAWEIの公式ホームページで。
OPPO R15 Neo
最後は、OPPOのR15 Neoです。OPPOは2018年に日本での展開を始めたばかりのメーカーですが、高機能の端末を安く提供しているため、じわじわと人気がでてきているメーカーです。
実売価格は約3万円程度ですが、ダブルレンズを採用するなど、ミドルモデルなみの性能を持っていおり、とてもお得なモデルとなっています。
スペック
- CPU】Qualcomm SDM 450【メモリ】RAM:3GB / ROM:64GB / Micro-SDスロット (最大256GB)
- 【サイズ】幅 75.6mm; 高さ 156.2mm ;厚さ8.2mm;重さ約168g
- 【ディスプレイ】6.2インチ, 1520×720, TFT
- 【バッテリー】4230mAh
- 【SIM】デュアルナノSIM(トリプルスロット)
- 【カメラ】アウトカメラ:1300万画素デュアルカメラ;インカメラ:800万画素
- 【その他】ColorOS 5.1(based on Android8.1)
- 【付属品】マイクロUSBケーブル /充電mini / SIMカードツール / クイックガイド/スマホケース/保護フィルム(貼り付け済み)
- 【通信方式】GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: Bands 1/2/4/5/6/8/19 FDD-LTE: Bands 1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28 TD-LTE: Bands 38/39/40/41
OPPO R15 Neoの詳細は、OPPOの公式ホームページで。
まとめ
ここまで、ドコモのままでも月額利用料を安くする方法を説明してきました。
ポイントはデュアルSIM対応端末になりますが、ドコモショップでは販売していないため、大型の家電量販店で実物を確認してから購入するか、Amazonや楽天市場で購入することになります。
まずは、触ってみたいという方は、ビックカメラなどが近くにあるなら訪れてみてください。
少しの工夫で月額利用料が安くできるので、試してみてはいかがでしょうか。