我が家のSUBARUレガシィの走行距離、もうすぐだなと思ってはいたのですが、気がつけば20万kmを超えていました。
この車は、平成16年8月に生産されたB型で、12年ちょっとで20万kmを達成したことになります。
スバルは1年ごとにマイナーチェンジを行うため、デビュー時がA型、2年目がB型と呼んで区別ができるようになっています。
趣味がスノーボードなので、遠出も多く、毎日通勤でも使っているので、比較的走行距離は多い方だとは思います。
20万kmの間、大きな故障はなかったのですが、これまで経験した修理について紹介します。
レガシィBP5が走行距離20万kmを超えたのでこれまでの修理内容を記録
レガシィBP5を選んだ理由
レガシィBPは、レガシィとしては4代目。BPに乗る前は、同じくレガシィの2代目であるBGに乗っていました。
先代レガシィも、あと4000kmくらいで20万kmになるところだったのですが、ラジエター関係の故障からエアコンのヒーターが効かなくなり、真冬の青森で通勤に1時間かけて通っている中での故障だったため、かねてから買うことを決めていたBPに乗り換えることにしました。
もともとレガシィを選んだ理由は、速い車が好みで、スポーツタイプの車が欲しかったのですが、趣味の関係上、雪山に行くことが多いため、ワゴンタイプでスタイルも良く、さらに4輪駆動ということで、レガシィを購入したのが始まりです。
ドライブシャフトブーツの破れ
それでは、これまでの修理歴をご紹介していきます。まず最初は、ドライブシャフトブーツの破れです。これは、平成26年頃のこと。
ドライブシャフトとは、ミッションからハブ(タイヤ&ホイールが付くところ)へと駆動を伝えるシャフトのこと。ドライブシャフトの根本に、グリスが入ったブーツで覆われており、これが破れてオイル漏れを起こしておりました。
ドライブシャフトブーツの破れに気がついたのは、イエローハットでオイル交換を行った際に、お店の方から教えてもらいました。
修理は、ディーラーに持ち込んで行ってもらい、左右両方のブーツ交換で3万円程度の費用となりました。
ハブベアリングの劣化
次は、ハブベアリングの劣化です。これは、平成28年頃のこと。
ハブベアリングは、ホイールと車体が接続される部分にある部品のひとつで、タイヤがスムーズに回転する様に使われています。
この故障は、走行時に前輪の方から、小さいけれどガーといった音が聞こえ始め、ベアリングに異常が出始めたときの音だと思ったので、ディーラーで見てもらったら、そのとおりハブベアリングの劣化による異音でした。
修理は、同じくディーラーで行ってもらい、左右のハブユニットを交換で4万円程度の費用となりました。
ブレーキキャリパーのピストン固着
最後は、ブレーキキャリパーのピストン固着です。これは平成28年の暮れのこと。
ブレーキはブレーキパットをブレーキディスクに押し当てて、回転を止める構造になっていますが、そのときにブレーキパットを動かすのがピストンの役目です。
このピストンが固着してしまうと、ブレーキパットが押し付けられたままとなり、常にブレーキがかかっている状態となり危険です。
この故障も、音でわかりました。というか、わからないわけがないほどの音がなりました。
年末、単身赴任先から自宅に帰る途中、赤信号で停止しようとした際に、ゴゴゴーというとても大きな音が聞こえてきました。
それまでは、まったくそんな音が聞こえていなかったので、近くを飛行機が飛んでいるのかと思っていました。
しかし、次の信号でも同じ音が。窓を開けて聞いてみると、ブレーキパッドがすり減って、土台部分がブレーキディスクに当たっている音でした。
原因は、ピストンが固着したせいで、ブレーキパッドが常にディスクに押し当てられていたため、擦り減って土台部分まで達した結果でした。
年末で、ディーラーも休みだったので、年明けまで修理をしてもらうことができませんでした。
修理は、同様にディーラーで行い、後輪左右のブレーキASSAYで10万程度の費用となりました。
レガシィはとても丈夫にできている
ここまで、私の乗っているレガシィBP5の修理歴をご紹介しましたが、走行距離が20万kmに達しても、故障と言えるものは、これら3件くらいでした。
整備としては、車検での整備と定期的なオイル交換を行っているだけです。
当たりの車両に出会えたのかもしれませんが、20万km乗ってもエンジンは元気そのものです。
ただし、足回りはスカスカで乗り心地は最悪なので、これ以上乗る場合は、足回りの交換を検討しなければなりませんが。
先代のレガシィBG5も20万km弱走っており、エアコン系の故障が多かったですが、それ以外は問題なかったので、レガシィの丈夫さは折り紙付きだと思っています。
気に入った車を長く乗ることができるって、とてもうれしいことですよね。
残念ながら、レガシィのワゴンはラインナップからなくなってしまったので、今後は後継モデルであるレヴォーグへの乗り換えを検討していきたいと思っています。
追記
愛車も20万kmを超え、次の車検が近くなり、タイミングベルトの交換やらポンプ類の交換やら、いい加減足回りも交換しなければと考えていたら、50万円以上が飛んでいく計算に。
そのため、レガシィと別れるのは寂しいですが、次の車に乗り換えることにしました。
新車を買う余裕がないので、中古のレヴォーグを検討していたのですが、人気があるため中古でも値が下がらずあきらめることに。
色々と検討した結果、中古でアウディのA4 Avantを購入しました。
これまで国産車しか乗ってきませんでしたが、輸入車に乗ってその良さを実感しています。
購入して2か月経った感想は、「中古で購入したアウディA4 Avantの良いところ・悪いところ」を参照してみてください。