スマホ代を安くしたいと思っている人に、私がドコモから格安SIMに乗り換えてからの、半年間の利用明細を公開します。
格安SIMに乗り換えると安くなるとは知っていても、乗り換えに戸惑っている人も多いはず。
実際に月々支払っている明細を見ることで、どれだけスマホ代を安くできるか確認してみてください。
この記事を見て、格安SIMへの乗り換えに前向きになってもらえればと思います。
スマホ代を安くしたい人に実際の格安SIMの利用明細を公開
契約している格安SIMとプラン
まず最初に、私が契約している格安SIMとプランを説明しておきます。
契約している格安SIMはIIJmioという、格安SIMでも古株の会社になります。
料金プランがシンプルで、プランでデータ容量が決まってくるため、自分にあったプランを悩まずに選べるところが魅力の格安SIMです。
また、扱っているスマホフリー端末も多いので、好みの端末を選ぶことが可能です。
契約しているプランはこんな感じです。
- 料金プラン:ミニマムスタートプラン(ドコモ回線利用)
- データ容量:6GB(キャンペーンで1年間3GB追加あり)
- 利用料金 :1300円(キャンペーンで1年間300円引きあり)
- オプション:未加入
- 端末 :Xperia X Compact(ドコモ版)
IIJmioは、ドコモ回線とau回線に対応していて、ドコモ回線のプランならドコモの端末を、au回線のプランならauの端末をそのまま利用することができます。
通話は、専用の通話アプリを使って通話することで、10円/30秒となっています。
5分間何度でも無料のオプションがありますが、ほとんど通話をしないため、オプションを付けていません。
データ容量については、家で光回線を使ったwifi環境があるため、普段はほとんど消費することがありません。
格安SIMに乗り換えてから半年の月額利用料
それでは、私がドコモから格安SIMのIIJmioに乗り換えてからの、半年間の月額利用料を紹介します。
ドコモのMy docomo(マイドコモ)と同じように、ホームページの会員専用ページから、利用料金を確認することができます。
IIJmioの会員専用ページにて、「ご請求明細の確認」を選択することで、確認が可能です。
画像にはありませんが、会員専用ページでは、プランの変更やSIMの追加の手続きも行うことができます。
以下が、実際の月々の利用金額となります。見てもらえばわかるとおり、6月を除き2000円以下で利用できていることがわかるかと思います。
6月だけ若干高くなっているのは、契約後の事務手数料が含まれているためです。
ただし、端末はドコモで購入したものを使っているため、この半年間は分割払い分の2500円ほどを、ドコモに支払っています。
そのため、スマホ代は合計で約4500円程度の支払いとなっています。
ドコモ時代の明細はないため、正確な金額をお見せできませんが、ドコモ時代は、端末代込みで8500円程度かかっていたため、月額で4000円も安くなっています。
さらに、現在は、端末代も支払いが終了したため、端末を買い替えるまでは、6500円も安くなることになります。
端末代の支払いが終わったならば、ドコモも月額の利用料金が下がるのではと思いがちですが、ドコモの場合、端末を購入する際に、月々サポートとして値引きされているため、端末代の支払いが終わると月々サポートも終わるため、実は月額の利用料金はほとんど変わらないのです。
月々の明細も公開
6月分の明細
各月の明細も紹介していきます。まずは、6月分の利用明細です。契約開始日が6/2となっていため、日割り計算になっている部分もあります。
私がIIJmioに乗り換えた際は、「初期費用1円」「1年間300円引き」「1年間3GBプラス」といったキャンペーン中だったので、通常、初期費用が3000円のところ、1円で済んでいます。
また、ミニマムスタートプランに音声通話機能付帯料を合わせると、月額1600円となっています。
キャンペーンの「1年間300円引き」「1年間3GBプラス」分は、次月からの適用ということで、まだ割引されていない状況です。
7月分の明細
7月分の利用明細になります。
7月分からキャンペーンの割引分が適用されていることがわかります。
また、6月分の通話料金が加算されているて、専用の通話アプリで通話しているので、10円/30秒で換算すると、約20分程度通話したことになります。
8月分の明細
8月分の利用明細になります。
明細に、Xi通話料とありますが、これは専用の通話アプリを使わず、端末に最初から入っている通話アプリで通話した分の通話料です。
9月分の明細
9月分の利用明細になります。
明細にあるXi・SMS通信料は、ショートメールの受送信時にかかる利用料金です。
これは、ドコモの場合も別料金で請求されているので、格安SIMも同じ仕組みとなっています。
10月分の明細
10月分の利用明細になります。
9月分の通話が少なかったため、月額の利用料金がとても安くなっています。
定額通話制と違い、電話をしない月は月額の利用料金が安くなるのが嬉しいですね。
11月分の明細
最後に11月分の利用明細になります。
初月の6月分を抜いた5ヵ月分の利用料金の平均は、1700円程度となっています。
私と同じように、通話をほとんどしない人であれば、このような低料金で利用することが可能になります。
データ消費量
我が家では、光回線を使ったwifi環境があるため、家にいる間は、データ容量を消費することがありません。
私は車通勤なので、通勤時間にスマホを見ることもないため、日中は仕事の休憩中にニュースを見る程度。
動画などの重いコンテンツは、家に帰ってから見るため、ほとんどデータ容量を使うことがありません。
そのため、毎月6GBを使えるようになっていますが、実際は3GBも使うことがないため、残りは毎月繰り越しになります。
ただし、繰り越しは1ヵ月だけなので、最近は毎月3GB程度消滅している状況です。
格安SIMのデメリット
ここまで、実際の格安SIM利用時の利用料金を紹介してきました。格安SIMに乗り換えるだけで、どれだけ安くなるか、実感していただけたかと思います。
とはいえ、ドコモ、au、ソフトバンクなどの3大キャリアは、高いだけかと言えばそうではありません。高いなりの理由があるわけです。
そのため、3大キャリアと比べた格安SIMのデメリットもあえて紹介しておきたいと思います。
キャリアメールが使えない
まずは、キャリアメールが使えないと言うことです。キャリアメールとは、ドコモなら〇〇〇@docomo.ne.jp、auなら〇〇〇@ezweb.ne.jpや〇〇〇@au.com、ソフトバンクなら〇〇〇@softbank.ne.jpと言ったメールアドレスのことです。
小学校や中学校では、学校からの連絡がメールで配信されますが、いまだにキャリアメールにしか対応していない古いシステムを使っている学校が多いため、学校からの連絡を受けるために、キャリアメールが必要になったりします。
とは言え、キャリアメールを維持したままスマホ代を抑える方法もあります。
詳しくは、「ドコモのままで利用料を安くするならデュアルSIMという選択」に書いてますので参考にしてみてください。
通信速度が遅くなる
知っている人も多いと思いますが、格安SIMの仕組み上、3大キャリアよりも通信速度が遅くなります。
特に、朝晩の通勤時間帯とお昼の時間帯は特に遅くなります。
この時間帯だと、都内などの人が多い場所だと、ホームページの表示が遅くなったり、動画を見るのは少し辛い場合があります。
格安SIMに乗り換える際、この部分はとても不安要素ではありましたが、実際に使ってみて思ったのは、慣れてしまえばそれほど気にならないということです。
詳しくは、「格安SIMのIIJmioに乗り換えて1週間経った感想」に書いてますので参考にしてみてください。
完全定額通話プランがない
ドコモでは、基本料金が高くはなりますが、どれだけ電話をかけても追加料金が発生しない、カケホーダイというプランがあります。
しかし、格安SIMの場合は、オプションを追加しても、5分間だけならかけ放題といったものがほとんどになります。
そのため、普段から長電話をする人には、格安SIMはおすすめできません。
ただし、良く電話をかける相手が3人以内の場合、格安SIMでもかけ放題が適用される会社があります。
詳しくは、「【格安SIM】OCNモバイルONEならかけ放題のプランがある!」に書いてますので参考にしてみてください。
格安SIMに乗り換えようと思った人に
ここまで読んだ人の中で、格安SIMに乗り換えようかと考えはじめた人もいるかと思います。
でも、どの格安SIMが良いかわからないという人は、「【お悩みタイプ別】あなたにおすすめの格安SIMはこれ!」にタイプ別におすすめの格安SIMを紹介しているので、参考にしてみてください。
格安SIMへ乗り換え手続きは、すべてホームページ上で行うことになります。
私の例ですが、ドコモのMNPとIIJmioへの登録手続きを記事にしているので、そちらも参考にしてみてください。