ドコモやau、ソフトバンクの3大キャリアから、家族全員がMNPでIIJmioに乗り換える際、ファミリーシェアプランを利用するなら注意すべきことがあります。
それは、MNPするすべての家族を同一名義にしてからMNPすること。
例として、父、母、子と3人別々の名義としていた場合、3つの回線とも父の名義(母、子どれでも可)にしてからMNPする必要があります。
同一名義にすべき理由と、キャリア別の方法について紹介していきます。
ファミリーシェアプランは家族でも同一名義でないとダメ
名義変更が必要な理由
IIJmioのファミリーシェアプランでは、音声通話simが5枚まで追加可能、つまり1つのデータプランを5人までシェアできるわけです。
ただし、その適用条件は、追加するsimの名義が、すべて同一名義であることが条件となります。
そのため、家族全員で3大キャリからIIJmioにMNPして来たとしても、別々の名義のままだとファミリーシェアプランが適用されないのです。
名義変更の方法
家族で別々の名義を1つの名義にまとめる場合、本人証明が必要なことから、3大キャリともにショップ窓口での手続きが必要となります。
基本的に譲渡者と譲受者の2人が一緒に窓口に行くことになりますが、もし片方しか行けない場合、委任状と相手の本人確認書類があれば、対応可能となっています。
キャリアごとの手続き方法と委任状については、以下にキャリア別のリンクを参照してください。
ドコモ:名義変更
au:au携帯電話を家族の名義に変更(譲渡)するには、どのような手続きが必要ですか?
ソフトバンク: 契約者の名前を変更することはできますか?(改姓/改名/譲渡/家族割引名義変更/承継)
名義変更の手数料
名義変更を行う際の手数料ですが、ドコモ・auについては、家族間の譲渡は手数料が無料となっています。
ソフトバンクの場合、家族間でも手数料が発生します。
ただし、「家族割引に加入中の電話番号を、家族名義に変更する」場合は発生しません。
そのため、家族割引に未加入の場合は先に家族割引に加入を行い、その後で家族割引内での譲渡を行うようにしてください。
まとめ
ということで、IIJmioに乗り換えを検討していて、さらにファミリーシェアプランを検討している方は、必ず名義を1つにまとめてからMNP転出してください。
あとから1つにまとめることができませんので、MNP転出前に忘れずに名義変更して1つにまとめておきましょう。
2019/10/14追記
IIJmioでファミリーシェアプランを検討している方は、必ず名義を1つにまとめてからMNP転出してくださいと伝えていましたが、IIJmioの規約変更で別名義でも同一プランに入れることになりました。
そのため、名義変更という面倒がなくMNPすることでき、便利になりました。