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格安SIM

データが劣化する通信の最適化は格安スマホでは大手で4社実施

最近良く耳にする「通信の最適化」。

CMでも有名なmineo(マイネオ)でもユーザに事前の通知無しに、通信の最適化を行っていたということで、かなり炎上していました。

では、「通信の最適化」とはどんな内容で、どんな問題があるのでしょうか。

また、「通信の最適化」を行っていない格安SIMについても紹介していきます。

通信の最適化について

通信の最適化とは

通信の最適化、言葉だけ見れば良いイメージを受けますが、実際どんなことを行っているのでしょうか。

通信の最適化は、テキストや画像、動画などのコンテンツを圧縮して送信を行っています。

コンテンツを圧縮することで、ピーク時のデータ通信量を少なくし、ユーザがピーク時でもストレスなくデータ通信ができるよう配慮するためのものです。

なぜ通信の最適化が問題なのか

データ通信のピーク時でも、ストレスなくデータ通信ができると聞けば良いことだと思いますが、何が問題になるのか。

それは、コンテンツのデータを圧縮することにより、以下の問題が起こっているためです。

  • 画像や動画が圧縮され、荒くなる
  • 一部ゲームが利用不可能になる

要するに、圧縮とはユーザの画像データや動画データを劣化させて伝送する行為なのです。

きれいな写真を友人に送ったつもりが、劣化した写真が相手に届いていたとなれば、やはりうれしいものではありません。

通信の最適化を実施している格安SIMは

現在、格安SIMで通信の最適化を実施しているところは、以下の4社になります。

  • mineo
  • BIGLOBEモバイル
  • 楽天モバイル
  • nuroモバイル

ただし、通信の最適化はいつでも行っているわけでなく、データ通信のピーク時である、通勤時間帯、お昼、退勤時間帯に行われています。

そのため、通常時は圧縮されず、普通にデータが送れるため、ピーク時を外す使い方をすれば問題ありません。

通信の最適化を実施していない格安SIM

それでも、通勤時間帯やお昼に動画を見たりなどのデータ通信を行いたい方は、通信の最適化を行っていない会社を選ぶ方が賢明です。

現時点では、上記4社以外は通信の最適化を実施していないため、mineo、BIGLOBEモバイル、楽天モバイル、nuroモバイル以外を選べば問題ないと思います。

なかでもIIJmio(みおふぉん)は、通信の最適化を行わないと明言しているため、安心して使える格安SIMだと思います。

元ネタは「IIJとして通信の最適化を行う考えはない」を参照してください。

普段、通勤時間帯などに動画を見ている方には、通信の最適化は気になることだと思います。

格安SIMへ乗り換えを検討されている方は、参考にしてみてください。

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