格安SIMへ乗り換えを検討するにあたり、これまで独自に5回の調査を行ってきました。
調査の基準は、以下にあげる条件で調査してみました。
- 子どもたちの高校進学を考えて、家族で入って割安であること。
- 10分間でも、無料通話のサービスを提供していること。
- たくさんの種類のSIMフリー端末を販売していること。
- 料金プランが複雑でないこと。
- 1契約で、4枚上のSIMを追加可能であること。
現在、格安SIMを提供する事業者は、約400社もあるらしいですが、やはり乗り換えるなら有名どころが、いろいろと安心ですよね。
なので、調査も有名どころに絞って行ってきました。今回は、各調査の内容を簡単にまとめて、乗り換えるべき格安SIMを決めたいと思います。
※すべての情報は2018年4月時点のものです
格安SIMの調査を行った結果まとめ
家族向けにデータシェアプランがある格安SIM
家族ごとに別々のプランに入ると、契約や管理が面倒になってくるので、データシェアプランがある格安SIMを調べた結果、プランとしてデータシェアがあるのは、以下の4つの格安SIMでした。
- イオンモバイル
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイルONE
- IIJmio
この中でも、特徴的なのは、イオンモバイルです。
イオンモバイルは、4GBから50GBまで、8つの幅広いデータシェアプランが用意されていて、利用状況に合わせたプランが選べます。
特にデータ通信を多く使う家庭には、50GBのプランもあり、様々な家庭を考慮したプランが用意されています。
無料通話のオプションがある格安SIM
格安SIMのデメリットの一つに、無制限の通話無料プランがないことが挙げられます。
格安SIMの多くは、1回最大10分までの無料通話のオプションを用意しているところが多かったです。
10分間の無料通話のオプションがあるのは、以下の5つの格安SIMでした。
- IIJmio
- mineo
- BIGLOBEモバイル
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル
この中でも、OCNモバイルONEは、10分間の無料通話のオプションの他に、その月の国内通話料上位3番号の通話料が無料になる、トップ3かけ放題オプションが用意されています。
恋人同士や家族など、長電話をする相手が決まっている方におススメの格安SIMです。
SIMフリー端末をたくさん扱っている格安SIM
格安SIMを選ぶ条件として、SIMフリー端末をたんさん扱っているというのも、大事な条件だと思います。
端末を購入してから2年間は使うことになるので、少しでも気に入った端末が選べる方が良いですよね。
扱う端末数が多い上位3つの格安SIMは以下の通りとなります。
- イオンモバイル
- 楽天モバイル
- IIJmio
特にイオンモバイルは、スマートフォンが35台、タブレットが7台とダントツに扱う端末が多く、幅広いラインナップが用意されています。
料金プランがわかりやすい格安SIM
料金プランのわかりやすさも、格安SIMを選ぶ条件として挙げています。
現在はドコモと使っているのですが、いろいろな割引プランが混在していて、最適なプランを選びずらくとても不親切だと感じています。
シンプルなプランを提供している格安SIMは以下の通りとなります。
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
- mineo
- lineモバイル
特にIIJmioは、ミニマムスタートプラン、ライトスタートプラン、ファミリーシェアプランの3つのみで、とてもわかりやすいプランを提供しています。
プランが少ない分、利用料金も他社よりリーズナブルなため、家族で契約するには最適だと思います。
1契約で追加できるSIMの数が多い格安SIM
家族でスマホを持つにあたり、一人ひとり別々に契約をするのは、データの利用料を確認する際など、とても面倒になってきます。
そのため、1契約で追加できるSIMの数は、できるだけ多いほうがありがたいわけです。
mineo以外は最大5枚まではSIMを追加することができるのですが、4人家族になるとスマホ4台にタブレット1台で終わってしまいます。
そのため5枚では心もとないので、6枚以上追加できるて安心な格安SIMは以下の通りとなります。
- IIJmio
- lineモバイル
IIJmio、lineモバイルともに、最大10枚までのSIMが使えます。
ただ、lineモバイルは、10GBまでのプランしかないため、10枚が有効活用できる場面はなさそうです。
乗り換える格安SIMはこれに決定!
候補の絞り込み
まずは、これまでの調査結果から候補を絞り込みます。まず、mineoは、1契約で1つのsimしか使えないので、対象がとしました。
次に、lineモバイルですが、データ通信容量が10GBまでのプランしかなく、1GB追加するたびに1000円(税抜き)もかかるため、対象外としました。
次に、楽天モバイルですが、各プランの利用料が高いのと、通話無料が5分までと、他の格安SIMの半分しかないため、対象外としました。
そのため、IIJmio、BIGLOBEモバイル、OCNモバイルONEとイオンモバイルが候補として残りました。ここから最後の1つに絞り込みたいと思います。
月額料金を比較
IIJmio、BIGLOBEモバイル、OCNモバイルONE、イオンモバイルの4社について、月額の使用料を比較してみます。
条件として、IIJmioのファミリーシェアプランのデータ通信容量である12GBのプランをベースに比較してみたいと思います。
OCNモバイルONEについては、12GBのプランがないため、10GBのプランを用いています。
IIJmio
プラン基本料金:2560円、音声通話機能付帯料:700円×4、追加sim費用:400×1(3枚目を超えた分)
合計:5760円
OCNモバイルONE
プラン基本料金:3000円、容量シェア費用:1100円×3
合計:6300円
BIGLOBEモバイル
プラン基本料金:3400円、シェアsim料金:900円×3
合計:6100円
イオンモバイル
プラン基本料金:3580円、音声sim追加費用:700×3、追加sim費用:200×1(3枚目を超えた分)
合計:5880円
それぞれのホームページで利用料金をみているだけより、こうして比較してみると良くわかりましね。
ということで、月額利用料金は、IIJmioが一番安いことがわかりました。
家族に優しい格安SIM
これまで、時間をかけて検討してきました。どの格安SIMも特徴があり、なかなか選びずらいところもあります。
月額の利用料金も比較してみた結果、IIJmioかイオンモバイルがほぼ同じ。
決め手は1契約内で追加できるSIMの枚数となりました。
IIJmioは10枚まで、イオンモバイルは5枚までといことで、ゆとりがあるほうが後々安心できます。
最終的には、家族で使っても、経済的にも使い勝手も良さそうなIIJmioに乗り換えることを決めました。
今後は、手続きを進めるための必要なことを調べてみたいと思います。